屋根材(カラーベスト)の塗装塗り替え事例です。経年劣化により異色だった屋根材が白っぽくなっていました。塗装がなくなると屋根材の劣化が進みます。
ひび割れたり、割れて飛散したりと事故につながったり漏水したりと不具合が発生します。

外構部分の劣化の症状としては、最初に色あせを感じはじめ、やがて塗料に含まれた顔料が白い粉状になるチョーキング現象や、塗装に細かなひび割れが発生するクラック現象が現れます。さらに劣化が進むとコンクリート塀そのものがダメージを受けるため部分的にボロボロと落ちてくることもあります。この部分が綺麗になると美観がとても良くなります。

元々のシングル葺きの屋根が劣化し痛みがでていたので同じシングル葺きで改修工事を行いました。既存のシングル屋根は撤去し、下地から丁寧に仕上げていきます。シングル葺きの屋根は瓦屋根に比べて軽く丈夫で安全性のよいガラス不織布に耐熱、耐寒性に優れたアスファルトをコーティングしておりさらに特殊砕石をビッシリと表面に圧着した素材構成が耐久性を高めています。
今回の撤去工法の他に既存の屋根の上に重ねて施工する被せ工法もあります。